~ ひとりとひとり ~
model : 日花
小雨の降る空に暗い灰色が広がって
どんよりとしてる。
空気もなんだか重く感じる日のこと、
ふたりきりでははじめての撮影。
多くを話さなくても
私たちはきっと少し似ているとわかる。
だから不安はないんだけど、
少しの緊張でそわそわ、
そしてどきどき、
もちろんわくわく。
ワンピースが濡れることも汚れることも気にならない。
行き交う人の視線も気にしない。
わたしたちだけちょっと時間の流れが違うみたい。
雑踏の中にいても、
親しい人といてもいつもひとりを自覚してる。
強くなれたよ。
さみしくはないよ。
だからこれはつよがりじゃないんだよ。
ひとりも好きだけど、人のことも人といるのも好き。
だから待ち合わせは好き。
遅れたっていいよ、
でも事故とか本気で心配するから連絡だけはしてね。
雨の合間に駆け出す無邪気さも忘れてないよ。
「追うから好きに動いていいよ」
yuttiさんのかっこいい言葉にきゅん。
濡れたコンクリートがけだるい感じを演出。
少しだけ休憩。
疲れたほうが夜はよく眠れるでしょう?
ちょっと騒がしい世界へ行ってみよ。
時間を忘れて夢中。
※あくまで演出です。
「もう帰ろうよー」
「あと10分待ってよ」なんて。
さあ楽しい時間はあっという間。
そろそろ現実に戻りましょうか。
最後に2枚だけ。
yuttiさんの写真に映る自分の表情に
どきっとすることがあるんです。
探るような視線は警戒と興味。
言葉を飲み込んだような一瞬の表情。
言葉の力もこわさも
身をもって知っているから慎重になるよ。
でも慎重くらいがちょうどいいと思うんです。
ひとりとひとりのわたしたちがふたりだからできること。
これからもたくさん、よろしくおねがいします。
『yuttiより』
今回はページの文章を日花さんに書いていただきました。
なんだかラブレターを頂いたような…
嬉しい気分です♡
これからも沢山撮影して沢山の日花さんをお届けします!
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
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