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人間というのはよくわからないもので「人は皆孤独である」といったり「人は一人では生きてはいけない」と言ったりもする。結局はその時の感情で言っているのではないかと思ってしまうのだが・・・。私がどちらの考えよりかというとそれがどうもどちらでもない。 人生の中で本当の意味での孤独を経験する人は実はごくわずかで、そのわずかな人の中のアーティストの占める割合が多いのではないかと推測する。 しかし私は孤独というものが怖く、いまだに本当に孤独になったことはない。これだけ年齢を重ねある程度の経験をしてきて、アート活動をしていても、だ。 |
つまり逆に言うならば孤独を経験できる人はとても幸せなのではないかと思う。孤独の後に幸せがあっても、孤独の中に人生を終えても。 私は孤独を恐れずに生きていく努力を常にしているが、孤独という闇の大きさはとてつもない恐怖を覚えいまでにふみこめないが・・・孤独というのは呼ばずとも向こうからやってきてくれるのだろう。いいのか悪いのか・・・。 いきいきとしたモデルの姿とは正反対の解説。ここに何の意味を感じるか、考えるのはこれを読んでいる人であって私はそれを知る由もない。 |